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女性ハウスメーカーって、なんで無料で間取りを作ってくれるんだろう。図面を引くのってプロの仕事だし、タダなのが逆に怖いんだよね…
女性無料で間取りを作ってもらったら断りにくくなりそうだし、裏があるなら先に知っておきたいんだけど…
ハウスメーカーを探しはじめると、行く先々で担当者が当たり前のように、契約前でも無料で間取りを作成してくれる…
この流れにふと違和感を感じたことはありませんか?
私も家を建てるとき、同じことを思っていました。希望を聞いて担当者が無料で間取りを描いてくれる。
ありがたいのに、どこか引っかかる…その正体は、無料の仕組みを知らないことでした。
この記事では、ハウスメーカーの間取りがなぜ無料なのか、その費用は誰が払っているのかという仕組みを、8社に間取りを依頼した私の実体験と一緒に書いていきます。
【結論】間取りが無料なのは、費用が契約後の建物価格に入っているから
ハウスメーカーの営業が無料で間取りを作ってくれるのは、その費用が契約後の建物価格に含まれているからです。
あとから間取り代を請求されることは、基本的にありません。
タダで動いてくれる会社はありません。設計の人が図面を引く時間にも、営業の人が打ち合わせに来る時間にも、当然お金はかかっています。
では、その分は誰が払っているのか。
建築会社と契約した人です。
ここを知らないまま「無料だからとりあえず1社だけ」で進めると、比較しないまま何千万円の判断をすることになります。
私は自分の家を建てるとき、8社と打ち合わせをして、9つの間取りを比較しました。この記事は、そこで見えたことを書いています。
【理由】ハウスメーカーの間取りはなぜ無料にできるのか
住宅会社に希望を伝えると、たいてい無料で間取りを作ってくれます。
図面を引くのは設計の仕事です。打ち合わせに来るのは営業の仕事です。どちらも人が動いています。
普通に考えたら、費用が発生しないはずがありません。
それでも私たちが払わないのは、その分が「契約した人の建物価格」に入っているからです。
100人が間取りをもらって、契約したのが10人だとしたら。残り90人分の図面を引いた時間も、その10人が負担していることになります。
これは住宅業界に限った話ではありません。無料で提供されるものの費用は、どこかで回収されています。
はる 私はこれを知ったとき、ちょっと背筋が寒くなりました。
【もうひとつの仕組み】展示場のQUOカードも、契約した人が払ってる
無料なのは、間取りだけではありません。
住宅展示場に行くと、来場記念としてQUOカードや商品券をもらえることがあります。子ども向けにトミカを配っている会社もあります。
これは、本気で建てようとしている人にも、まだ何も決まっていない人にも、同じように配られます。
SNSを見ていると、この特典だけを目当てに展示場をまわっている人がいます。買う気はないけれど、記念品はもらっていく。そういう人たちを、QUOカード乞食と呼ぶ言葉まであります。
ここで、さっきの話を思い出してみてください。
配られたQUOカードも、トミカも、会社が広告費として出しているものです。そして広告費は、最終的に契約した人の建物価格に入っています。
つまり、買う気のない人がもらっていった記念品の分まで、家を建てた人が負担していることになります。
もらうのが悪い、という話ではありません。会社が納得して出している費用です。
ただ、無料で受け取れるものには、必ず出どころがあります。
そして自分が契約する側になったとき、その費用を払うのは自分です。
だったら、遠慮して1社だけで決めるより、仕組みを分かったうえでしっかり比べたほうがいい。私はそう思っています。
無料の間取りにはからくりがあるの?
からくりというより、仕組みです。そして仕組みがあること自体は、悪いことだと思っていません。
私自身、無料でたくさんの間取りをもらいました。もらわなかったら、今の家にはたどり着けていません。
ただ、仕組みを知っているかどうかで、使い方が変わります。
知らない人は「せっかく無料で作ってもらったから」と、最初の1社に義理を感じます。
知っている人は「これは契約前提の営業活動だ」と分かったうえで、遠慮なく複数社に頼みます。
同じ無料でも、受け取り方がまったく違ってきます。
【具体例】8社に間取りを依頼したら、9つとも違いました

うちの土地は、北向き道路の旗竿地でした。四方を隣の家に囲まれています。
正直、条件のいい土地ではありません。
同じ土地の資料を渡して、同じ希望を伝えて、8社に間取りを作ってもらいました。
出てきた9つの間取りは、全部違いました。
一番驚いたのは、四方を家に囲まれているのに1階にリビングを提案してきた会社があったことです。理由を聞いたら、リビングは1階の南向きがセオリーだから、と。
その場で、この会社は候補から外れました。
逆に、うちの土地の図面を40分間ほとんど喋らずに眺め続けた担当者もいました。土地を読み解く力がないと最高の設計はできない、と言った人です。
最終的に、私はこの会社で家を建てています(建築家と家を建てた話はこちら)。
でも、ここで言いたいのは「いい会社の見つけ方」ではありません。
9つの間取りを並べたから、この違いが見えたということです。
1つ目だけ見ていたら、その間取りが良いのか悪いのか判断すらできませんでした。実際、最初にもらった間取りを見て「なんか違う」と思ったのに、どこがどう違うのか説明できなかったんです。
比べるものがなかったからです。
無料の間取りで気をつけることは何ですか
私が一番怖いと思っているのは、営業電話でも、しつこい勧誘でもありません。
最初に出てきた1枚を、正解だと思い込んでしまうことです。
打ち合わせのあとに最初に出てくる間取りは、その日たまたま担当になった営業の人が、ヒアリングをもとに作ったものであることがほとんどです。
その人の経験と提案力で、家の土台が決まります。
もし、たまたま出会った1社の提案が自分の土地に合っていなかったとしても、比較対象がなければ気づけません。
そのまま契約して、住み始めて、何年か経ってから気づく。
間取りは、住んでから直せません。設備は入れ替えられても、玄関と階段の位置は動かせないんです。
【具体例】間取りの満足度、100%だった人は13%だけだった

以前、私のインスタで「今の間取りの満足度は?」と聞いたことがあります。
家を建てた人・住んでいる人、286人が答えてくれました。結果はこうでした。
| 満足度 | 割合 |
|---|---|
| 100% | 13% |
| 〜80% | 41% |
| 〜50% | 32% |
| 〜30% | 15% |
満足度100%と答えた人は、13%しかいませんでした。
つまり、8割以上の人が、どこかしら「こうすればよかった」を抱えて住んでいるということです。
私はこの結果を見て、比較しておいて本当によかったと思いました。
間取りは何社比較すれば大丈夫?
私の結論ですが、間取りで後悔したくないなら、最低でも5つ以上間取りを比較してください。
私は9つ比較した結果、最低でも5つは並べないと違いが分からないと感じました。
2つだとどちらかを選ぶだけになりますが、5つ以上並ぶと、自分が何を基準に選んでいるかが見えてきます。
ただ、私がやった間取りの収集方法はマジでおすすめしません。泣
週末に子どもを連れて展示場をまわり、同じ希望を8回担当者に説明する。
あれは体力の消耗が激しすぎました。子どもは走りまわるし、営業さんの説明は頭に入ってこないし、何千万円の判断をする環境ではありませんでした。
今は、家にいながら複数社に間取りを依頼できるサービスがあります。
私が使ったのはタウンライフ家づくりです。希望の条件を一度入力すると、対応できる住宅会社から間取りプランと資金計画書が届きます。
正直なことを書いておくと、依頼した全社から返ってくるわけではありません。私のときは返答があったのが3社で、実際に間取りまで作ってくれたのは1社でした。
ただ、これは地域によってかなり違います。対応している住宅会社の数が、地域ごとに違うからです。
なかには「依頼した全部の会社が間取りを作ってくれた」という人もいます。住宅会社の多い地域なら、一度の依頼で比較の材料が一気にそろうこともあります。
それでも、自分で足を運ばずに間取りが1つ増えるなら、比較の材料としては十分だと思っています。
比べるものが1つ増えるだけで、見え方が変わるからです。
無料の仕組みを知ったうえで、遠慮なく使う。それが一番かしこい使い方だと思います。
8社・9つの間取りを比較して分かったことは、こちらの記事に詳しく書きました
タウンライフアフィリエイトについてよくある質問
間取りを作ってもらったら、契約しないといけないの?
そんなことはありません。断って大丈夫です。仕組みとして契約前提の営業活動なので、合わなければ断るところまでが普通の流れです。
無料で頼むのは申し訳ない気がします
私も最初はそう思っていました。ただ、住宅会社にとっては見込みのお客さんに会える機会です。お互いに条件が合わなければ縁がなかった、というだけの話だと思います。
営業の連絡が来るのが不安です
申し込みのときの備考欄に「連絡はメールでお願いします」と書いておくと負担が減ります。私もそうしました。
間取りをもらったあと、断り方はどう伝えればいいですか
メールで「今回は他社さんにお願いすることにしました」と伝えれば十分です。理由を細かく説明する必要はありません。私も何社かにそう伝えました。言いにくいなら「家族と相談して決めました」で問題ありません。
自分で間取りを作るアプリとは何が違いますか
まったく別のものです。アプリは自分で線を引いて図面を作るツールで、間取りの案は自分の頭から出てきます。この記事で書いているのは、住宅会社のプロが自分の土地と希望をもとに案を出してくれるものです。自分では思いつかない案が出てくるところが、比較する意味そのものです。
\ 後悔しない家づくりの第一歩 /
【まとめ】仕組みを知って、遠慮なく使う
最後にもう一度、ハウスメーカーの間取りが無料なのは、その費用が契約後の建物価格に入っているからです。
そして、間取りを作成することによって日本人特有の「断りにくい心理」を利用していること。
無料の仕組みを知ったうえで使う人と、知らないまま「せっかく作ってもらったから」と義理を感じる人とでは、家づくりの進み方がまったく変わります。
はる 私は無料間取りの仕組みを知って、9つ並べたから、後悔ゼロの間取りに辿り着きました。
一生に一度の家づくり、後悔しないために間取りの比較は5つ以上行ってくださいね!
8社・9つの間取りを比較して何が見えたのかは、こちらに詳しく書きました
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